
高級になって“復活”(フェニックスリゾート)
かつて、宮崎に「フェニックス・シーガイア」という大規模なリゾート施設がありました。一時は話題と人気を集めたものの、やがて経営破綻。その後、リゾートホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」を中心に再スタートしました。
以前、「フェニックス・シーガイア・カレー」という、3種のレトルト製品が売られていました。これらは、シーガイアの破綻と共に消滅。
そして、施設の復活に呼応するかのように、3種のレトルト製品が売り出されています。それが「CHEF’S CURRY」。
値段は、平均的なレトルトカレーの3倍近く。「チキン」「牛」「黒豚」の3種が、上品なバッケージに入り、さらにセットで黒い箱に収められています。
各200グラム。いずれも、宮崎産の肉を使用、ブイヨンと小麦粉を加えた欧風スタイルです。
チキンは甘口で、肉のポーションが大きくて食べ応えが。牛は中辛で、フルーティーな甘さに引き出された旨味が印象的。黒豚は辛口で、モッタリとしていながらスパイスの刺激が利いている。
カレーの“ベース”は3種とも共通しているようですが、使う肉によって個性が生まれていました。
手軽に食べるには、やや値が張ります。けれど、この高級感あふれるカレーを宮崎土産としてもらう側は、得した気分になるでしょうね。