
日本が誇る(?)大怪獣ゴジラ。
さまざまな映画が製作されていますが、令和の話題作といえば『ゴジラ-1.0』ですね。アカデミー視覚効果賞を獲得するなど、国の内外で高い評価を得ています。
今回試食したのは、いただき物の「ゴジラ 北海道BLACKスープカレー」。映画公開を記念して発売されたというレトルト製品です。
驚かされたのが、分厚い化粧箱。縦横のサイズは通常製品と同程度ですが、厚さが突出していて約6.2cmもあります。まるで辞書のケースみたいです。
辛味スパイス オススメは全量投入
製造は、北海道小樽市のタンゼンテクニカルプロダクトです。1食分は440gと、通常製品の約2倍。ちなみに、お値段の方も2倍ほどある模様。
ずっしり重たいレトルトパックを湯煎で温め、ご飯にかけます。スープ状のカレーは、確かに黒色なのですが、よく見るとわずかに緑色がかっていることが分かります。パックからゴロゴロと出てきた具材は、骨付きの鶏モモ肉と、ゆで玉子、そしてニンジンです。モモ肉は全長約14cm、玉子は丸ごと1個で、ニンジンは大きさ約6cm……見るからにボリュームがあります。別添の小袋には茶褐色の粉末(6g)が入っており、これは辛味スパイスということで、食べながら刺激が調節できる仕組みです。

そのまま食べたカレーは、スパイスの刺激がほとんど感じられず、コクのあるチキンスープという風情。ここに辛味スパイスを半量ほど加えると、パンチのあるホットな刺激が。そこで思い切って全量投入してみたところ、辛さ自体はさほど強まらなかったものの、さまざまな風味が加わることで味わいに奥行きが出て、おいしさがグンと向上しました。
骨付きの鶏モモ肉は、食べごたえ満点。軟らかくホロホロに煮上がっていて、骨まで食べられるほど。見た目にも“ごちそう感”があって好印象でした。
ゴジラに通じるものが、このカレーにあるのかどうか……私にはイマイチ分からなかったのですが。いずれにせよ、辛味スパイスは全量投入がオススメです。