カレーの穴 curry-no-ana.com

ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

門司港 焼きカレー

この出来で良かったのか…?(落合)

門司港 焼きカレー:パッケージ
 温めてご飯にかけるだけ…そんな手軽さが、レトルトカレーの大きな魅力のひとつです。
 一方、あえて手軽さを犠牲にし、理想のカレーを“表現”しようとするレトルト製品もあります。

 今回試食した「門司港 焼きカレー」は、福岡県北九州市の門司区が発祥とされる“ご当地カレー”。地元の名物として、同種のレトルト製品が数多く売られています。


 1食200グラム。販売は北九州市の落合。

 前述したように、手軽に食べられる製品ではありません。まず、グラタン皿などの耐熱食器にご飯を盛り、中央に玉子を割り入れます。そこにカレーをかけ、市販のメルティングチーズを載せます。これをオーブンで焼き色が付くまで加熱して完成です。
 一応、パッケージに書いてある指示どおりに作ってみました。ですが、自宅にあったチーズなどを適当に使っているため、出来に自信はありません。見た目もイマイチで、焦茶色のカレーは、大部分がチーズに隠れてしまいました。

門司港 焼きカレー:実物
 欧風のビーフカレー。肉の強い旨味と、フルーティーな甘味が際立っています。肉や野菜の細片が入っているものの、存在感は薄いようです。チーズや玉子の混入に合わせてあるのか、通常のレトルトカレーよりも濃厚に作られている模様。遅れてジンワリと感じられる刺激は、表示どおりの「中辛」でしょう。
 溶けたチーズや、半熟状の玉子によって、マイルドになったりコクが増すなど、味わいに変化が生じて飽きさせません。ボリュームも出ており、食べ応え充分でした。

 それなりに満足できる、おいしいカレーです。けれど、調理にかける手間などによって出来具合が左右されるため、食後に「本場の焼きカレーに近いものを食べることができたのだろうか?」との疑問が残ります。北九州まで確かめに行きたくなるモチベーションにつながるのであれば、“ご当地カレー”としての役割は果たせるのでしょうが…。