伝統野菜の大切さ(湘南農業協同組合)

ひらつか きゅうりカレー
 一般的に“サッパリ”や“冷たい”などのイメージがあるキュウリ。そのせいか、加熱して作る料理では、あまり見かけないようです。
 個人的には、酢豚に入っているキュウリを食べたことがある程度。その時も、おいしく食べた記憶はありません。

 そんなキュウリを“主役”に据えているのが、今回試食した「ひらつか きゅうりカレー」です。神奈川県相模原市の“ご当地カレー”とのこと。

 使われているキュウリは、地元の伝統野菜「相模半白節成(さがみはんじろふしなり)」。ズングリと太い実で、下半分が白っぽく、歯切れの良さが特徴とされています。
 F1品種の普及に押されて生産されなくなり、「幻のキュウリ」と呼ばれていたところ、近年の地域興しなどの動きの中で見直されてきた模様。今では「相模はんじろう」というゆるキャラまで生まれています。

 湘南農業協同組合の販売。1食は250グラムと多め。

 温めてご飯にかけたカレーは、濃い黄土色ですが、全体的に緑がかっている感じ。ポタージュ状のトロみがあります。2センチ角前後のニンジンが4個、2〜3センチ角のジャガイモが2個。そして、キュウリの輪切りと見られる、直径約3センチ、厚さ1センチほどの具材を7個確認しました。

 小麦粉の重いトロみが特徴的な、日本風のカレーです。食べ始めには甘味や酸味が感じられますが、後からホットな刺激がジワリ。中辛程度でしょう。
 主役のキュウリは、輪切りの形状を保っているものの、トロリと軟らかい食感。妙なクセは無く、カレーの味が染み込んでいて、おいしく食べられます。ズッキーニやナスに通じる味わいでした。

 予想していた“ゲテモノ感”は皆無で、炒めたり煮込んだりするさまざまな料理に合いそう。ですが、他のキュウリで同じような味わいが出せるとは思えません。伝統野菜の大切さを実感しました。
(2013.7.17)
 
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