北海道 黒いカレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

北海道 黒いカレー

“主役”はどれ?(寿フーズ)

北海道 黒いカレー
 珍品に思えるけれど、意外と見かけるのが“黒いカレー”。…似たような文章を以前にも書いたのですが、それは白いカレー”を紹介した時でした。近ごろは、さまざまな色のカレーがあるものですね。
 心理学的に見ると、黒色は「神秘」「威厳」「洗練」などを表しているそうです。近寄りがたい雰囲気を発しているだけに、かえって好奇心が刺激されてしまう…そんな感じでしょうか。

 今回試食した「北海道 黒いカレー」は、道産食材が活用されているという“ご当地カレー”のひとつ。パッケージには「黒胡麻の香ばしさとイカ墨のコク」などと表示されています。


 1食200グラム。七飯町の寿フーズが製造しており、前述した「白いカレー」のメーカーでもあります。黒も白も作っているのですね。

 温めてご飯にかけたカレーは、濃いチャコール。ゆるいトロみがあります。直径約4センチの、イカの輪切りが2切れ。2センチ角ほどのブタ肉が2個。ジャガイモやニンジンらしいカケラも見えます。

 イカスミのものと思われる、潮の風味が印象的なカレーです。ネットリとして濃厚な味わい。黒ゴマによるらしい、深いコクもあります。パッケージの表示は、むしろ「イカ墨の香ばしさと黒胡麻のコク」に直すべきかも知れません。スパイスの刺激は、表示どおりの「辛口」でした。
 輪切りのイカは、やや弾力があるものの、容易に噛み切ることができます。ブタ肉は硬くなっていました。

 シーフードカレーっぽいけれど、それならばブタ肉が余計。あいまいな作りが気になります。このカレーの“主役”はイカ? ブタ? それともゴマなのか? 真の主役は“黒いカレー”そのものとも言えそうですが…。