カレーガムを食べてみる | カレーの穴 curry-no-ana.com

カレーガムを食べてみる

まさにカレー!? 凝った味わい

カレーガムの試作品
 ロアルト・ダールの児童文学『チョコレート工場の秘密』をご存知でしょうか? 映画作品『チャーリーとチョコレート工場』の方が知られているかも。
 あの物語の中に、いろんな料理の味が楽しめるチューインガムが出てきます。噛むだけでフルコースのディナーが味わえるという、楽しい発明品。

 私のもとに先日、「カレーガム」なるシロモノが送られてきました。神戸市にある「遊企craft」の製品で、販売前の試供品とのこと。


 外観は、大きめのタブレット。直径約15ミリ、厚さ約8ミリ。カレーそのものの刺激的な芳香がするので、口に入れる前から、誰もが「これはカレー味の食品に違いない」と確信できるでしょう。

 噛んだ途端、口の中いっぱいにカレーの味わいが広がります。スパイシーな風味ばかりか、しっかりとした旨味や甘味も。ガムを噛みながら、きちんと作られた中辛程度のカレーを食べている気分になります。ちょっと不思議な感覚ですね。

 おいしく食べられるのは3~4分ほど。ガムですから、噛み応えがなくなるにつれ、味は抜けていきます。そのまま噛み続けてみたところ、苦味だけがいつまでも残っていました。

 製品名から想起される“ゲテモノ感”からはかけ離れた、予想外に凝った作り。少なくともカレーにおいては、ダールが描いた空想に、現実が追いついたようです。

 この完成度ならば、例えば“罰ゲーム用”みたいな売り方は、かえって似合わないように思えます。ガムを食べ飽きている職業ドライバー向けか? ダイエットや療養で食事をガマンしている人に勧めるのか? …製品のリリースが楽しみです。