味千ラーメン:カレー冷麺 | カレーの穴 curry-no-ana.com

味千ラーメン:カレー冷麺

カレー味の冷たいつけ麺って…(熊本その他)

味千ラーメン:カレー冷麺
 みなさんは「味千ラーメン」をご存じでしょうか? ニンニク風味の豚骨スープで知られる熊本ラーメンの店で、熊本を中心に東京から中国、果てはアメリカ、タイにまでチェーン展開。熊本が誇る多国籍企業と言えましょう。熊本ラーメン発祥からの“直系”に属する由緒正しい店で、比較的クセがないので“初心者”に最適です。

 そんなチェーン店ですが、決して保守的ではありません。どちらかと言うと“新しモノ好き”かも。毎年のように実験的メニューを開発、世界じゅうの店舗に投入しています。


 今回食べた「カレー冷麺」もそう。流行のつけ麺タイプで、しかもカレー味。ヒネリのあるメニューです。何の意味があるのか、「香港同時発売」とのこと。

 テーブルに大皿と小丼が出てきました。直径約25センチの大皿には、黄色がかった麺、その上に千切りのキャベツとキュウリ、赤ピーマン、チャーシュー。具材の下には錦糸卵が隠れています。盛り付けは冷やし中華的ですが、鮮やかな赤ピーマンが印象的です。直径約15センチの小丼には、カレーらしい茶色のつゆが。ナッツか何かの細粒も見えます。

 カレーのつゆはモッタリとしていて、浸した麺によく絡みます。飛び散らないように気を付けながらすすりこむと、コクのあるカレー味が麺にピッタリ。酸味や甘味が突出しておらず、脂分も上手に処理してあり、濃厚ながらバランスの良い味わい。冷たい塩気が夏に最適、イケます。
 ところが、キャベツや錦糸卵などをつゆに浸すと、カレーのつゆがゴッソリ付着してしまいます。高い粘度が災いし、食べてもカレーの味しかしない。大皿の方にカレーのつゆをかける訳にもいかず(つけ麺でなくなってしまいますよね)、ちょっと困りました。

 夏季限定メニューなので、秋にはなくなってしまいます。来年も登場するのかどうかは分かりませんが、再登場の際は、粘度と具材の問題を解決してほしいものです。

後日談 結局、翌年に再登場することはありませんでした。ですが、数年おきにカレー系のメニューが登場しており、今後も見逃せません。