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インドカレーようかん

とうとう和菓子が!(プラビル)

インドカレーようかん
 さまざまなカレー製品を食べてきた私は、まずい物もそれなりに評価することにしています。恐がるために、わざわざ遊園地の絶叫マシンに乗るのと同様。「わざわざ食べるのだから、その“まずさ”を楽しもう」と考えているのです。

 今回食べた「インドカレーようかん」。そのストレートな製品名を見ただけで、おいしいかまずいかが分かってしまいました。ラベルに「すてきな味」と印刷されていますが、悪い冗談としか思えません。


 見付けたのは、書籍&雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」です。竹皮を模したパッケージが目に入った途端、私は「どうしてこんな物が存在するのか…」と暗澹たる気持ちに襲われました。珍しいカレー製品を見付けたら、何であろうと入手して試食しないわけにはいかないからです。もはや習性…というか、運命。
 見付けてしまった不運を呪いつつ、渋々購入しました。

 長さ13センチ、幅5センチ程度の大きさで、内容量は150グラム。“悪ふざけ”にしては、しっかりとしたボリュームがあります。ようかんですが黒くはなく、やや透明感のある黄緑色は一見、抹茶入りのういろうみたい。原材料を見たところ、白あんが使われていることが分かりました。そしてカレー粉も。

 薄めに切って、まと口。味は確かにようかんですが、寒天などが多用され、ベッタリと安っぽい舌触り。そして香りは、間違いなくクミンやターメリック。甘さを感じた後、スパイスのかすかな刺激が舌先に走ります。
 まさしく、カレー風味の白ようかんです。

 決しておいしくはなかったけれど、意外なことに、「まずくて食べられない」と言い切れないものがありました。元来、甘味はカレーと相性が悪くはないのです。最初から「漢方薬入りのようかんです」と2切れほど出されたら、「こりゃ珍しい」と喜んで食べてしまったかも知れません。知らぬが仏。知ってしまったら…もはや“罰ゲーム”の食べ物でしかありませんが。