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ビーフカレー バリ風

一流が作るバリの味(インペリアル・キッチン)

ビーフカレー バリ風
 今や「カレーの穴」の読者は全国に広がっており、私の元には連日さまざまなカレー情報が舞い込みます。中には珍しいカレーを送って下さる奇特な方もいて、ウェブサイトを運営していて良かったと思うばかりです。

 今回試食した「ビーフカレー バリ風」も、掲示板の常連さんからいただいたもの。姉妹品で「牛挽カレーバリ風」もあったので、一緒に食べ比べてみました。


 私は昨年11月にバリ島を訪れ、現地のカレーを食べ歩いたことがあります。しかし、それらは化学調味量が大量に使われており、ガッカリしたものです。日本の「バリ風」はどんな味なのでしょうか?

 レトルトパックは180グラム。サラッとしたインド風のカレーが入っていました。脂に覆われた褐色のソースの中には、牛肉の塊が約4個。それらの表面には、スパイスらしき粒子が無数に確認できます。

 食べてみると、レトルトにしてはなかなかスパイシー。やや粘度が感じられますが、これは野菜を煮溶かしたものらしく、小麦粉のクドさはありません。肉は食べ応えがある大きさで、全体的に満足できるカレーでした。
 一方の「牛挽カレーバリ風」も、スパイシーさは同レベル。ペースト状でドライカレーに近く、たっぷり入った挽肉の“肉々しさ”が際立っていました。

 いずれも特筆すべきおいしさでしたが、これまで私は「バリ風」の存在を知らなかった。スーパーやコンビニには並んでいないようです。そこでパッケージをよく見てみると、販売者は「インペリアルキッチン」。帝国ホテルのカレーだったのです。一流ホテルのブランドですから、一般的なレトルトカレーとは食材選びや調理の手間が違うのでしょう。

 ただ、あのカレーのどこが「バリ風」だったのかは不明。ココナツミルクも使われてはいなかったし…。