五島軒 インド風チキンカレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

五島軒 インド風チキンカレー

老舗の味を缶詰で(五島軒)

五島軒 インド風チキンカレー
 たまに、お中元などをいただくことがあります。周囲に「カレーが好きだ!」と日々言いふらしてきた努力が実り、先日はカレーの缶詰セットが送られてきました。北海道は函館の名店「五島軒」のカレーです。料理雑誌などの記事によると、特に「鴨カレー」は、昭和天皇も食べたほどの逸品とのこと。

 いただいた缶詰は3個で、それぞれ甘口「フランス風ビーフカレー」、中辛「イギリス風ビーフカレー」、辛口「インド風チキンカレー」。付いていたパンフレットによると、他に「初代若山得次郎特製 リッチ鴨カレー」というカレーもあり、できればこれが食べたかったのですが…もらった分際でぜいたくは言えませんね。「メキシコ風ビーフカレー」や「ハヤシビーフ」などもあるようです。


 缶詰の内容量は400グラムで、どれも白地に緑のラベルが印刷された上品なデザイン。今回は、インド風を試食することにしました。

 缶を開けると、スパイスの芳香がプーンと漂い、食欲を刺激。温めてご飯にかけたところ、焦げ茶色のカレーの中から、大きな鶏肉の塊がゴロゴロと出てくるではありませんか。パンフレットには「若鶏1/4羽入り」。野菜などは煮溶けているのか発見できず、そのためにかえって「肉で勝負」という頼もしさが感じられました。

 カレーには小麦粉のルーが使われ、インド風なのに粘度が高い。欧風カレーの老舗だけあって、ブイヨンの味がしっかりしていました。深いコクと複雑なうまみがあり、凡百のレトルト食品などとは一線を画す、とこか高級感さえ漂う洗練された味わいです。ご飯との相性も良い。インド風のためかスパイスが利いているものの、「スパイシー」というよりは「辛い」という感じ。かすかな苦味を伴う辛さで、Leeの10倍と20倍の中間あたりでしょうか。鶏肉は皮付きで、軟らかいながらも歯ごたえが残っており、かなり食べでがありました。

 さすがに名店の味は違う…と素直に納得。「カレーを食べた」という満足感が強く残りました。