カレー味の歯磨きを使う | カレーの穴 curry-no-ana.com

カレー味の歯磨きを使う

何故にわざわざカレー味?

BREATH PALETTE No.14
 何の奇縁か因縁か、私の手元には、消しゴムならぬ“カレー歯磨き”があります。仲良しのイラストレーター・TAEKOさんから突然、「面白いものを見つけたので」と送られてきたものです。

 これは、歯磨きとして使い物になるのでしょうか? 確かめるためには、実際に歯ブラシに絞り出し、口の中でガシガシとこすってみなければなりません。
 こんなエキサイティングな機会を与えて下さったTAEKOさんに、心から感謝するばかりです。トホホ。


 意外…と言っては失礼ですが、洗練されたフォルム。長さ約12センチのラミネートチューブで、初めて見た時は、白い絵の具かと思いました。「14」の数字が目立っています。内容量は25グラムで、ホテルの備品程度。

 この歯磨きは、大阪の美容品メーカー「マーガレット・ジョセフィン・ジャパン」が発売している「BREATH PALETTE」。ペパーミントやバニラなど、フレーバーは30種類以上あり、14番が「印度カリー」なのです。ちなみに19番は「紀州梅」、30番は「パンプキンプリン」。いずれも、チャレンジ精神なしには使えそうにありません。

 スクリューキャップを開け、匂いを嗅いでみました。爽やかなメントールに混ざって、コリアンダーやシナモンらしき香りが。イメージ的には、白いナプキンにポタポタとカレーが散っているような感じでしょうか。歯ブラシに絞り出すと、やや黄味がかった白、カスタードクリームを薄くしたような色でした。

 「口腔衛生品として発売されているからには大丈夫」と自分を鼓舞し、思い切って歯ブラシを口の中に突っ込みました。途端に拡がるスパイスの風味。ああ、これは確かにカレーだっ! …と驚いたのは一瞬だけ。たちまちメントールがスウッと鼻に抜け、かすかな甘味が。後は普通に歯を磨き、うがいをしておしまい。口臭がカレーっぽくなるのでは…と心配されましたが、変な匂いが残ることはありませんでした。

 試しに、もう一度磨いてみましたが、結果は同じ。驚くのは初めだけで、普通に使って何の問題もない製品なのです。とは言え、カレー味ばかりではうんざりするでしょうから、少量多種の販売が向いているのだと納得できました。

 大阪のメーカーだけに、阪神タイガースが優勝した03年には、記念限定モデルが発売されました。ナンバーは人気9選手の背番号にちなんでおり、チューブのデザインも縦縞です。7番が今岡でフレッシュヨーグルト、29番は井川でグレープフルーツと、味の組み合わせは根拠不明。印度カリーもあって、39番の矢野でした。捕手にして打点も稼ぐ攻守の要…そんな矢野って“カレー的”な選手? それとも、本人がカレー好き?