試食の穴関東地方

2度食べることになろうとは…【メロンカレー(その2)】

メロンカレー(その2):パッケージ

 1997年から運営している、この「カレーの穴」。これまでにいろんなカレーを食べてきた訳ですが、長く運営しているだけに、“うっかり”も少なくありません。

 今回試食した「メロンカレー」、実は2012年にレビュー済み。そのことを、私は完全に忘れていました。同じカレーを入手し、食べた感想をアップしようとする時になってようやく、以前レビューをしていたことに気付いた次第です。
 もったいないので、2度目のレビューも掲載することにしました。同一人物の感想が、3年の間にどう変わったのか、変わっていないのか…せめて、そのあたりでも楽しんでいただければ幸いです。

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3年前と変わらないおいしさ

 パッケージの説明によると、これは茨城県鉾田市の“ご当地カレー”。メロン生産が日本一とのことで、特産物を活かした商品展開の一環としてレトルトカレーが作られたのでしょう。
 メロンに加え、茨城県の銘柄豚「ローズポーク」も使われているそうです。

 製造は鉾田市の磯山商事。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは茶褐色で、粘度はユルめ。野菜などが煮溶けているようですが、ミゾレ状になっていてよく分かりません。ローズポークらしい2.5~4.5センチ角ほどの塊が2個、“ゴロン”という感じで目立っています。外観や香りに、メロンを連想させるものは皆無。

メロンカレー(その2):実物

 なかなかにイケるポークカレーです。ほんのりとした自然な甘味がベースにあり、そこにフルーティーで上品な酸味や、中辛程度のホットな刺激が混在。後味にメロンっぽい青くささがかすかに残るものの、それ以上に、バランスの良い味わいが印象的でした。
 ボリューミーな豚肉は、食べ応え充分。ほぐれた繊維質の間から、旨味がにじみ出てきます。
 食べていくうちに、タマネギに似た2~3センチ四方のカケラを2切れ発見。トロトロに軟らかく、甘さも何も感じられませんでしたが、これが“主役”のメロンだった模様。アロエの果肉に似ていました。

 パッケージのイメージとは裏腹に、“メロン感”はとぼしかった。しかし、レトルトカレーとしての完成度は、かなり高いと言えます。カレーのおいしさにメロンが関与しているのかどうか、食べただけでは分からないところが、少々残念ではありますが。

 2012年に食べた「メロンカレー」も、2015年に食べた「メロンカレー」も、“イケる”との評価で一致しています。3年前と変わらないおいしさ。また3年後にでも食べてみようかな…?

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