京都に「伝統産業ミュージアム」という施設がありまして。織物や漆芸、木工など、さまざまな工芸品が展示されていて興味深かったのですが。
そこの土産物売場で購入したのが、このカレー。牛と舞妓(?)をあしらった、何ともアーティスティックなパッケージデザインにそそられてしまいました。
それがこの「京都 ガラムマサラ ビーフカレー」。京都市左京区にあるインド料理店「ガラムマサラ」の製品です。
1983年創業とのこと。パッケージにパンフレットが入っており、店の歴史などが紹介されています。オリジナル商品のPRなども載っていて、中には「マサラチャイ八ツ橋」というチャレンジングな菓子も。
スパイシーでキレのある味わい
製造は京都ガラムマサラ。1食200グラムです。
カレーは透明な袋に封入されており、これはレトルトパックではなく、「特殊な真空技術」とのこと。温めてご飯にかけたカレーは、濃い茶褐色です。粘度は低いけれど、野菜類がたくさん煮溶けていると見られ、モコモコとして固形分が多そう。大きさ2~4センチの、牛肉らしい小塊が2個ほど確認できました。
スパイシーなビーフカレーです。煮溶けているのはタマネギらしいものの、甘ったるさはなく、軽い口当たり。トマトの旨味や、スパイスの風味が利いています。ジンワリ利いてくるホットな刺激は辛口程度で、後味にスッキリとしたキレが感じられました。
牛肉は軟らかな半面、弾力に富んでいます。太い繊維質がミッシリと集まっており、ボリュームがありました。
カレーを食べながらパンフレットをながめていると、マサラチャイ八ツ橋に視線が引き寄せられてしまいますね。どんな八ツ橋なのか、気になるなぁ……。