探訪の穴熊本県内

水前寺香味堂:ビリヤニ

水前寺香味堂:ビリヤニ

 インドの米料理、ビリヤニ。
 炊き込みご飯のような、混ぜご飯のような…似ているけれど、おいしさは別物です。カレーに比べ、食べる機会に恵まれないのが残念なところ。

 今回訪れた「水前寺香味堂」は、このビリヤニをメインに据えている店。お腹をすかせて訪れました。

 熊本市中央区にある、観光地として知られる庭園「水前寺成趣園」。この庭園の正門近く、土産物屋などが建ち並んでいる一角に、店舗があります。
 飾り気のない簡素な店内は、カウンターのみ8席ほど。オープンキッチンでは2人の男性が立ち働いています。

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待つ価値あるひと皿

 メニューは、ビリヤニとキーマの2種類。迷わず前者を注文しました。
 辛さを3段階で調節可能。「最低でも結構スパイシーですよ」と聞いたので、「1」を選びました。

 料理が出てくるまでに20分近く。待たされることはオーダー時に告知されてはいましたが、時間に余裕のない時は避けるべきでしょう。
 銀色の丸皿に、ドサッとばかりにビリヤニが盛られ、肉や小皿、付け合せなどが配されています。単品とは思えない、にぎやかなビジュアルです。

水前寺香味堂:店舗&掲示物

 卓上に「ビリヤニの楽しみ方」という掲示物があったので、それに従って食べました。①ライスと野菜を食べる②肉をほぐしてライスと食べる③ソースを米にかけながら食べる④ヨーグルトやレモンで味変しつつ食べる…おおむね、このような手順です。
 細長いバスマティライスは、パスタを短くしたような感じ。軽い食感と、独特の香ばしさで、ふりかけられているパクチーなどに合います。添えてある鶏肉は、大きさ5センチ前後の小塊が2個、醤油っぽい旨味が特徴的です。焦茶色のソースは、甘味や酸味などが凝縮されている印象で、ヒリリとした刺激が。この他、何やら具材が混ぜてあるヨーグルトソースや、ポテトサラダのようなアルブルタ、アチャールなどもあって、ビリヤニと一緒に食べられます。
 「楽しみ方」のとおりに食べたおかげで、味わいが次第に濃く、複雑になっていく様子が楽しめました。

 やや待たされるけれど、待つだけの価値はあると思います。オーダーした後は、ビリヤニを頬張る瞬間を想像しながら、ひたすら耐えましょう。
 
 

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