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見た目は辛口、味は甘口! バーロチキンカレー

見た目は辛口、味は甘口! バーロチキンカレー:パッケージ

 それにちなんだ(?)レトルトカレーが、今回試食した「見た目は辛口、味は甘口! バーロチキンカレー」。名前どおりの製品です。

 人気マンガ「名探偵コナン」。
 主人公の江戸川コナンは、高校生探偵だった工藤新一が、ある事件によって幼児になった存在です。そのため「見た目は子供、頭脳は大人」などと謳われています。

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ギャップの効果狙う

 ちなみに「バーロ」は、コナンの口癖とのこと。「馬鹿野郎」の短縮形ですね。カレーの名前に持ってきた理由は分かりませんが。

 販売はアイアップ。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、ドロリとしていて粘度は高め。基調色はブラウンですが、全体がオレンジ色の油脂に覆われている様子は、灼熱のマグマさながら。確かに辛そうな見た目ですね。大きさ1~3センチほどの、チキンらしい肉がコロコロと入っています。

見た目は辛口、味は甘口! バーロチキンカレー:実物&パッケージ裏

 マイルドなチキンカレーです。強い旨味と、油脂のオレンジ色は、トマト由来と見られます。穏やかな甘味や酸味、それにクリーミーな食感が相まって、万人向けの食べやすさに仕上がっています。スパイスの刺激は弱いものの、時間をおいてかすかに利いてくるのが分かりました。
チキンは煮崩れていてホロホロ。結構たくさん入っており、ボリューム感がありました。

 キワモノと思いきや、意外とイケる。おいしく食べられました。
 見た目と実際のギャップが、ポジティブな効果をもたらしているのかも知れません。文字どおり“コナン的”なカレーと言えそうです。

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