中国・四国試食の穴

焼きフグをトッピング【ふぐカレー】

ふぐカレー:パッケージ

 山口県下関市では、名物のフグを使ったレトルトカレーがいくつも販売されています。
 その中のいくつかを食べたことがあるのですが。「もう食べてるから」では済まされない、新たなフグ入りレトルトカレーに出合いました。

 それが今回試食した「ふぐカレー」。名称はシンプルですが、パッケージは凝っており、中央に開いた穴から焼きフグが見えています。

スポンサーリンク

小さいながら3尾も

 そのフグは長さ11センチほどで、透明なレトルトパックに封入。カレーのパックとは別に、トッピング用の具材が付いているのです。

 販売は下関市の玄洋社。1食180グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、明るめのブラウン。キーマ風で固形分が多く、ミンチ肉らしい細粒や、みじん切りのニンジンなどが。驚いたことに、カレーの中にも小さなフグが、長さ約6センチと約7センチの2尾。トッピング用を含め、3尾のフグが入っていました。

ふぐカレー:実物&焼きフグ

 マイルドな洋食風のカレーですが、魚介の強い風味が特徴的。日本人好みに思えるけれど、これをクセと捉える人もいるかも知れません。スパイスの刺激は、中辛よりもやや弱め。
 “主役”のフグは、食べ応え満点です。カレーに入っているフグは、鶏肉に似た食感で、カレーに負けない旨味が。トッピングの焼きフグは、カレーが染みていない分、本来のおいしさが楽しめました。

 フグの持ち味が十二分に活かされているカレーです。おいしいかどうかの評価は分かれそうですが、「フグを食べる」ことはしっかりと体験できるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました