九州・沖縄試食の穴

牛テールカレー gorotto

牛テールカレー gorotto:パッケージ

 レトルトカレーに満足したことがほとんどありません。
 決して嫌いなのではなく、食前に抱いていた期待を、食後に上回ったことがほとんどないということです。パッケージの豪華そうな料理写真や、美辞麗句が並んだ説明文には、おおむね裏切られてばかりでした。

 ところが、今回試食した「牛テールカレー gorotto」は違います。先に書いておきますが、こちらの期待値を上回るカレーだったのです。

 高級感のある化粧箱。商品名が金色で箔押し加工されています。箱の側面が三角形になっており、底部には6センチ以上のマチが。それだけ中身が大きいということです。
 裏面には「ルーツは、記憶に残る母の味。」として、作り手の思い入れなどが書かれています。かつて長崎県佐世保市でホルモン屋を営んでいたお母さんの「おふくろの味」の再現を目指したのが、この牛テールカレーとのこと。

 化粧箱の中には、大きなレトルトパックが入っていました。ボッテリとふくらんでおり、持ち重りがします。
 スパイスの小袋も添付されていました。「クミン」「ガラムマサラ」の2種類。適宜振りかけて食べるようです。

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ゴロゴロンと大小2個

 販売は佐世保市の豊味館。1食の内容量は350グラムで、通常のレトルトカレーの2倍近くあります。

 湯せんの時間は、表示によると「14~18分」。間を取って16分ほど温めてみました。
 ご飯にかけたカレーは、チョコレートみたいな焦茶色で、表面がツヤやかに光っています。粘度はユルめで、ポタージュくらいでしょう。目を引くのは牛テールと見られる肉塊で、ゴロゴロンと大小2個。ひとつは直径約6センチ、長さ5センチほど。もうひとつは直径約5センチ、長さ4センチほど。他には、大きさ2~3センチの、マッシュルームらしいものを数個、確認しました。

牛テールカレー gorotto:実物&スパイスの小袋

 上品なビーフカレーです。マイルドながらも、キリッとしたドライな仕上がりが特徴的。スパイスの刺激は穏やかですが、そこに小袋のクミンをかけると風味が増し、ガラムマサラをかけると辛味が強くなるという、好みの“味変”が楽しめます。
 牛テール肉はボリューム満点。岩石のような見た目とはうらはらに、スプーンで簡単にほぐれます。脂肪分はフルフルと軟らかく、赤身は弾力に富み、それぞれにジューシーで味わい深い。文字どおり、骨までしゃぶりつくしました。

 満足満腹。化粧箱のビジュアルを裏切らない…どころか、それ以上のボリュームに加え、カレーとしての完成度も高いものを感じました。
 後日知ったところによると、牛テールは1個入りと2個入りがあるそうです。これはテールの部位によるもので、根本の太いテールが1個入りに、先端の細いテールなら2個入りになる模様。2個入りでもかなりの大きさだっただけに、1個入りならどんなものが…と想像したら、また食べたくなってしまいました。

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