「イージス艦」とは、防空戦闘を重視して開発された「イージス武器システム」を搭載した艦艇のこと。そして「こんごう」は、海上自衛隊が初めて保有したイージス艦です。
今回試食した「イージス艦こんごう ビーフカレー」は、こんごうの船内食堂で出されているカレーをレトルト製品化したもの。
上品にしてマイルド…万人向け
海自佐世保地区の護衛艦同士がカレーを競うイベント「GC1グランプリ」にて、参加艦艇7隻の頂点に立ったカレーとのこと。パッケージの裏側には、各艦艇の写真が掲載されています。
販売は佐世保市のエスプランニング。1食200グラム。
温めてご飯にかけたカレーは、落ち着いたブラウン。ゆるめのトロみがあります。大きさ1~2センチほどの肉片を5~6個確認。他に具材は見当たりません。
欧風のビーフカレーです。旨味は強いものの、酸味や甘味のバランスが良く、全体的にマイルド。スパイスの刺激は穏やかで、中辛よりも弱めでしょう。
ビーフの食べ応えはイマイチ。おいしさはカレーの方に出てしまっている印象があります。
どこかオトナっぽい上品さをうかがわせながらも、誰が食べてもおいしいであろう万人向けの作り。全方位的な頼もしさを感じさせるところは、イージス艦のカレーならではですね。…なんて、ちょっとコジツケてみましたw