前回に続いて「チロルチョコとけこむカレー」を試食。「ほろにがコーヒーヌガー」の次は「まろやかミルク」です。
チロルチョコレートを代表する銘柄は、「コーヒーヌガー」かも知れません。ですが、人気の高い銘柄は他にある模様。それが「ミルク」なのでしょう。
レトルトカレーとして、どのような出来なのか。味わいが気になります。
上品さ…ロングセラーのプライド?
チロルチョコのミルクの包装を模した、ユニークなデザインのパッケージ。裏面は、コーヒーヌガーと同様、チロルチョコのメーカーがある福岡県田川市のPRが掲載されています。
販売は田川市のデザインステーション。1食200グラム。
温めてご飯にかけたカレーは、ポタージュ状。落ち着いたブラウンで、コーヒーヌガーのカレーに比べ、やや明るめに見えます。具材は入っていないようです。
マイルドな欧風カレー。クリーミーでコクのある、乳製品由来と思われる甘味が特徴的です。カレーらしい風味はしっかりとありながら、スパイスの刺激はごく弱め。表示どおりの「甘口」でしょう。
パッケージの成分表を見てみると、生クリームやリンゴが入っています。そのおかげか、万人向けの食べやすい仕上がりになっていました。
チロルチョコが入った2種類のカレーを食べてみた訳ですが、駄菓子をベースにしているとは思えない、上品なおいしさに驚かされました。安価ではあっても、全国的なロングセラーとしてのプライドが感じられました。
300種類とも700種類とも言われるチロルチョコ。別バリエーションによるレトルトカレーも食べてみたいですね。