九州・沖縄試食の穴

実も油も楽しめる【スパイシー オリーブカレー】

スパイシー オリーブカレー:パッケージ

 カレーの大きな特徴のひとつに、さまざまな素材を“主役”に据えられる点が挙げられます。だからこそ、全国各地で、地元の特産物を活かした“ご当地カレー”が作られているのです。

 今回試食したのは「スパイシー オリーブカレー」。その名のとおり、オリーブを活かしたレトルト製品です。

スポンサーリンク

バゲットなどにも合いそう

 販売しているのは、福岡県久留米市にあるオリーブアカデミー。オリーブの栽培普及や消費拡大などを進めているそうです。1食180グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、やや緑がかったブラウン。重めのポタージュ状で、固形分が多そう。表面がキラキラと光っているのは、オリーブオイルでしょうか。オリーブの果実と見られる、大きさ3センチ前後の球体が4個ほど確認されました。

スパイシー オリーブカレー:実物

 欧風に近いけれど、独特な作り。深みのある複雑な味わいで、キリッとした苦味が利いています。オリーブオイルのものらしい、クセのある植物系の風味も特徴的。ジンワリと感じられるスパイスの刺激は、中辛より少々マイルド。
 オリーブの果実は、種子が取り除いてあります。ブドウやプラムに近い食感。皮ごとシャクッと噛むと、中からオイリーな果汁がにじみ出てきました。

 オリーブの実と油を、一緒に楽しめるカレーです。ご飯に合っていましたが、バゲットなどパン類と食べてもおいしいだろうなぁ。

タイトルとURLをコピーしました