東北地方試食の穴

ひるまず食べよう【会津地鶏激辛カレー】

会津地鶏激辛カレー:パッケージ

 福島県の西部、会津地方で育てられている会津地鶏。
 美しい羽を持っており、かつて平家の落人たちが、愛玩用に持ち込んだのが始まりと言われているそうです。飼育数が少なかったため、かえって交雑することなく現代まで原種が残っていたとのこと。

 その鶏肉を使ったレトルト製品が、今回試食した「会津地鶏激辛カレー」です。

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噛み締めるとジューシーな旨味

 販売は会津若松市の会津地鶏ネット。1食220グラムと、やや多め。

 温めてご飯にかけたカレーは、いかにも辛そうな茶褐色。モッタリと強めの粘度です。具材は肉のみで、大きさ2~4センチの小塊が4個ほど確認できました。

会津地鶏激辛カレー:実物

 上品な作りの欧風カレー。クリーミーでネットリとした舌触りが印象的です。食べ始めには甘味が突出し、やや遅れて、トマトの酸味と共にホットな辛さがジワリ。製品名には「激辛」とありますが、個人的には「辛口」程度に思えました。
 会津地鶏は少々硬めで、繊維質が密集している感じ。ジューシーさが残っており、噛み締めると旨味がにじみ出てきました。

 地鶏の魅力が前面に出ている、おいしいカレーでした。「激辛」の文字にひるむことなく、食べていただきたいですね。

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