郷土愛みたいなものが強いとは言えない私でも、珍しいカレーや、気になるカレーが身近にあると知れば、思わず手が出てしまいます。…単にカレー好きというだけかも知れませんが。
今回試食したのは「やさしいバターチキンカレー」。私が住んでいる地域の近隣、熊本県宇土市のレトルト製品です。
フルーツトマト「まいひめ物語」使用
宇土市にある農園「小森ファーム」で生産されているフルーツトマトが使われているとのこと。「まいひめ物語」というブランド名が付いています。
1食200グラム。販売は小森ファーム。
レトルトパックは、電子レンジで直接加熱するタイプ。温めてご飯にかけたカレーは、サラサラのスープ状で、明るめのオレンジ色です。大きさ4~6センチほどのチキンが2個、ゴロリと入っています。
味わい深いチキンカレーです。口当たりはあっさりしていますが、バターのコクと香ばしさが利いており、トマトの旨味を引き立てています。スパイスの刺激は控えめで、実にマイルド。
チキンはポーションが大きく、食べ応え充分にしてジューシー。カレーと合わせ、ご飯が進むおいしさでした。
カレーがおいしいと、作り手のことを知りたくなります。ところが、パッケージから分かるのは「小さな森の農園」程度。
スタイリッシュなパッケージも良いけれど、農園やトマトについての情報が欲しいなぁ…と思ってしまいました。