岡山県津山市には「津山ホルモンうどん」というB級グルメがあり、地域を挙げて普及が図られているそうです。
私は食べたことがないのですが、牛ホルモンを入れた焼きうどんみたいなシロモノらしい。ビールが進むでしょうね。
このB級グルメを応用したレトルト製品が、今回試食した「特製 津山ホルモンカレー」です。
噛むほどに肉の旨味が
うどん自体はレトルト製品にすることが難しい。地域外への土産物として売るための“カレー化”と思われます。
販売は津山市のタナベ。1食200グラム。
温めてご飯にかけたカレーは、暗めのブラウン。ユルいトロみがあります。ホルモンと見られる、2~3センチ四方ほどの四角い肉片を、大小7切れ確認しました。
カレーは欧風の作り。フルーティーな甘味が利いており、全体的にマイルド。スパイスの刺激は、中辛よりやや弱めでしょうか。
“主役”のホルモンが、なかなかのおいしさ。簡単に噛み切れる軟らかさがあります。噛むほどに肉の旨味が出てくるので、ずっと噛み続けていたかった。
ホルモンの魅力がよく分かるカレー。うどんの方も食べてみたくなりました。
パッケージによると「岡山県産ホルモン30%使用」。こう書いてあると、残る70%のホルモンがどこ産なのか、かえって気になってしまいますね。