試食の穴関東地方

緊張せずに食べられるw【資生堂パーラー 野菜カレー】

資生堂パーラー 野菜カレー:パッケージ

 かつて私は、東京・銀座の「資生堂パーラー」で、ゴージャスなカレーを食べたことがあるのですが。
 田舎者の私は、静謐にして格調高い店内の雰囲気に呑まれてしまい、緊張しっぱなし。おいしかったのかどうか、正直、確かな記憶がありません。

 今回試食したのは「資生堂パーラー 野菜カレー」です。高級感のあるパッケージを見ているうちに、かつての緊張感がジワリと…。

 化粧箱だけでなく、中のレトルトパックも凝っています。白地にブルーで描かれているデザインが、何とも上品ですね。

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異なる味わいや食感の競演

 販売は資生堂パーラー。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、濃いブラウン。モッタリと重めの粘度です。緑色や黄色、赤色などの、コロコロとした具材がたくさん入っているようですが、見ただけでは判別できません。

資生堂パーラー 野菜カレー:実物&レトルトパック

 作りは欧風。ではあるけれど、シャープな酸味が利いており、カレーの味わいを特徴付けています。スパイスの刺激は中辛程度です。
 さまざまな野菜類が、1~2センチ大に切りそろえてあります。大きさが同じだと、かえって食感の違いが分かりやすいのか、ヒヨコ豆のホクホク感、マッシュルームやエリンギの歯応えなどが際立っていました。また、やや煮崩れていたカボチャの優しい甘味が、カレーの酸味に合っていたようです。

 よく出来たレトルト製品ではありますが、あの店内で出されるカレーとは別モノでしょう。
 とは言え、自宅で緊張せずに食べることができるという大きな利点が、レトルト製品にはあるんですよね。

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