北海道試食の穴

和風のあっさり味【札幌スープカレー茶漬け】

札幌スープカレー茶漬け

 スープカレーの食べ方には、いくつかあるようです。「スープにご飯を沈めて食べる」「スープとご飯を交互に食べる」「スープをひとさじずつご飯にかけて食べる」「ご飯を載せたスプーンでスープをすくって食べる」などなど…。
 私は比較的、スープにご飯を沈めて食べることが多い。ご飯をサラサラとかきこみながら、「お茶漬けみたいだなぁ」と思ったりもします。

 そんな感覚をストレートに製品化したのが、今回試食した「札幌スープカレー茶漬け」。レトルトではなく、“お茶漬けの素”のようなスタイルです。

 販売は札幌市のソラチ。3食入りで、焦茶色のカレーペーストが入った小袋が3つ、フリーズドライのコーン粒と刻みネギが入った小袋が3つ。

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サインスタントラーメンや炒飯に応用も

 ゆるいカレーペーストと乾燥具材を、ご飯の上に開けます。そこに熱湯を回しかけて出来上がり。褐色の雑炊風で、カレー特有のスパイシーな芳香が。

 スープカレーを薄めたようなあっさり味。コンブやシイタケなど和風の味わいが印象的です。ペッパー系の刺激がピリリと際立っており、中辛程度と思われます。
 コーンとネギは、物足りなさを感じさせないことに加え、カレーとしての印象から逸脱してもいません。具材として合っています。

 「スープカレー」の特徴を期待して食べるとガッカリするかも知れませんが、「茶漬け」と思って食べればオツな感じ。軽くてかさばらない製品なので、土産向きかも。
 ちなみに、本品はインスタントラーメンや炒飯などにも使えるそうで、袋の裏面に応用例が紹介されています。私はパスタに絡めてみたのですが、これも結構イケました。

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