おいしいカレーがあると、ご飯が進むものですが。
そこに惣菜や付け合せが加わることで、よりご飯がモリモリと食べられるようになったりしますよね。
今回訪れたのは「muccu」。熊本県北部の玉名市にある、カフェ風のカレー専門店です。
玉名市岱明町の開田、県道347号沿い。キャビン風の外観です。看板や銘板は大きいけれど、店名は控えめに書かれていますね。
店内は、入ってすぐにカウンターが5席、右手奥に2人掛けと4人掛けのテーブル席が4卓。さらに奥には、ソファーが置かれたパーティールームもあるようです。
ランチメニューは、カレープレートとバゲットサンド。カレーは「スパイスチキン」「バターチキン」「グリーン」の3種から選ぶようになっていて、2種の相がけもできます。
私はスパイスチキンとバターチキン、同行者はスパイスチキンとグリーン、それぞれ2種相がけを注文。壁の黒板に、月替わりのカレーとして「鶏ごぼう出汁キーマ」が紹介されていたのですが、オーダーする際には見落としていました。
付け合せの魯肉がまたイケる
ユニークな長方形の平皿に盛られ、カレーが来ました。半円形のご飯をはさんで、左右にバターチキンとスパイスチキンが配置。バターチキンはオレンジがかったポタージュ状で、スパイスチキンには鶏の手羽元肉が1本入っています。この他、ゆで玉子や野菜類、それと何やら角煮らしきものが添えられています。
写真奥は、同行者が注文した、スパイスチキンとグリーンの2種相がけです。
日本人好みに仕上げられたスパイスカレーです。バターチキンはクリーミーで旨味が強く、スパイスチキンの方は軽い口当たりで甘辛い味わい。どちらも、スパイスの刺激は控えめですが、ご飯によく合っています。
それぞれのカレーに使われている鶏肉もおいしいのですが。驚いたのは、添えられている角煮っぽい惣菜で、これは魯肉(台湾風の豚肉煮込)でした。スパイスチキンに輪をかけて甘辛く、豚肉のジューシーさも手伝って、これまたご飯が進んでしまうのでした。
カレーにしても魯肉にしても、ご飯がイケるおいしさなだけに、食べ進む際のペース配分に悩まされました。
メニューに「大盛」の表記は見当たらなかったのですが、できることなら、次回はご飯を大盛りにして堪能したいものです。