試食の穴近畿地方

京都 和だしカレー

京都 和だしカレー:パッケージ

 カレー製品には“ご当地カレー”というジャンルがあります。都道府県などの名物や特産品を盛り込んだ、レトルトカレーなどの製品群です。
 中には、その地域について謳いながらも、その地域の物産は入っていないという、“あやかり系”もしくは“ちなみ系”とでも呼ぶべきシロモノもあったりして。いろんな意味で楽しい世界です。

 今回試食したのは「京都 和だしカレー」。京都の“ご当地カレー”と言えそうですが、パッケージの「るるぶ」という文字に違和感が…?

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旅行気分が味わえる?

 このレトルトカレーは、旅行ガイド本『るるぶ』とのコラボレーションによる製品とのこと。なるほど、パッケージのデザインが、ガイド本の表紙に似ていますね。
 パッケージ裏面に「食卓で旅行気分を味わえる♪」とあります。『るるぶ』を読んで旅行気分が味わえるように、このカレーを食べることで京都を旅行している気分になれる…ということなのでしょう。

 製造は大阪市のハチ食品。1食180グラムです。

 温めてご飯にかけたカレーは、明るめのブラウン。ユルめのトロみがついています。レンコンらしい、薄切りの野菜がチラホラ。タマネギっぽい細片や、1.5センチ角ほどのサイコロ状の何かも見えます。なかなかに具だくさんです。

京都 和だしカレー:実物&パッケージ裏

 名前のとおり、ダシの利いた和風のカレーです。魚介系の旨味が、スパイスの風味と相まって、ご飯を進ませます。口当たりは優しいけれど、ピリリとした刺激は辛口レベル。七味唐辛子に由来するという、ホットさとシャープさが入り交じった、独特な味わいです。
 サイコロ状の具材は豆腐で、意外性はあったものの、いささか地味な印象。存在感があったのはレンコンやタケノコで、サクサクとした歯ごたえを楽しめました。

 おいしいカレーではありますが、これは厳密には“ご当地カレー”とは言えないのかも知れません。『るるぶ』が“ご当地本”ではないように。
 しかし、このカレーを食べて京都が意識され、「行きたい」という気持ちが高まったことは確かです。京都を旅行した気分にまではなりませんでしたが。

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