熱帯の果物「パパイア」。
タイなど東南アジアの国々では、サラダなどにして食べられていますが。カレーに入れてもおいしいそうです。
今回試食したのは「青パパイア グリーンカレー」。パパイア栽培が盛んな、宮崎県新富町の“ご当地カレー”です。
パッケージの裏面に、「タンパク質」「酵素」と謳われています。タンパク質は宮崎県産の鶏肉を、酵素はパパイアの健康成分を、それぞれ指している模様。
調べてみたところ、パパイアには消化酵素が多く含まれ、美肌や生活習慣病予防などに効果的とのこと。ヘルシーな食材なのです。
果肉は冬瓜みたいな食感
販売は新富町にあるパパイア王子。企業名でもあり、生産者のキャラクター名でもあるようですが、何ともキャッチーですね。1食200グラム。
温めてご飯にかけたカレーは、サラサラとしたスープ状。大きさ2~4センチのパパイアらしい果肉の乱切りと、鶏肉と見られる1~2センチの小塊が、たくさん入っています。
辛口のチキンカレーです。ホットさとシャープさを兼ね備えた、強い刺激が特徴的。ココナツミルクの香ばしい甘味と相まって、なかなかに食欲をそそります。しかし、辛さが苦手な人には、いささかキツいかも知れません。
パパイアはトロリとした軟らかさ。リンゴのようにも見えますが、食感は冬瓜みたい。カレーの旨味が染み込んでいました。
食べ終えたところで、ふと疑問が。「パパイア」「パパイヤ」…どちらなのでしょう?
おいしいカレーだったので、どちらでも構わない、ということにしておきましょうか。