自宅でカレーを食べる時、食器などに凝ってみるだけで、雰囲気はグッと盛り上がります。それがレトルト製品であっても、何となく“本格的”っぽい味わいになったりして。
そんな、カレーの周辺を盛り上げてくれる、3種の食事用具を紹介します。
食卓を盛り上げる品々
グレイビーボート ソースなどを入れる、取手付きの舟形容器です。「ソースポット」とも呼ばれます。
カレーとご飯を別々に提供する際、カレーの容器として使用。高級そうな欧風カレー店や、昔ながらの洋食屋などのテーブルに、しばしば登場します。
磁器や陶器もありますが、やはり銀色に輝くステンレス製を使いたいところ。ソース専用の平たいレードル(お玉)を合わせましょう。
ターリー皿 ステンレス製の大皿です。内側がいくつかに区切られています。
一般的には「ランチプレート」でしょうか。インドの定食屋「ターリー」でよく使われることから、カレー好きの日本人たちに「ターリー皿」「ターリープレート」などと呼ばれています。
カレーやご飯、スープ、サラダ類などが、これひと皿に盛って済みます。配膳も食器洗いも簡単にできる、便利な食器です。
ダッバー インドでポピュラーな弁当箱。「フードキャリア」とも言います。おおむねステンレス製の多段式で、円筒形をしています。
カレーやご飯などを個別に密封する仕組み。インドの都市部では、家庭で調理されたものを、昼食時に配達人がオフィスへ届けるそうです。
おにぎりでもサンドウィッチでも、これに入れて持ち歩けば、目立つこと請け合い。それだけに、少々かさばりそうですが…。
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