
ジビエを使ったカレー製品は、さまざまなものが出回っています。ここ数年で、種類や数量が増加している気がします。
比較的ポピュラーなジビエは、シカやイノシシでしょうか。クマやトドなどもカレー製品になっており、かつて食べた経験があります。
今回試食した「鹿肉伽哩」は、北海道を訪れた方からいただいたレトルト製品。当地のエゾジカの肉が使われているそうです。
パッケージの表面にも裏面にも「道産エゾ鹿肉使用」「世界資源遺産 知床」などと謳われています。土産物向けに作られた、北海道の“ご当地カレー”なのです。
販売は北海道斜里町の「ユートピア知床」。1食200gです。
エゾジカ? エゾシカ?
温めてご飯にかけたカレーは、落ち着いたブラウン。強めのトロみがついています。具材は、シカ肉と見られる大小4~1㎝の塊が5個ほど。他に、ジャガイモとニンジンの小塊が確認できました。
洋食風のカレーです。マイルドな味わいの半面、強い旨味が特徴的。スパイスの刺激は中辛程度で、特にショウガが利いているように思えます。
シカ肉は赤身で、スジなども入っているようですが、食べやすい軟らかさに仕上がっています。臭みのようなものは感じられないけれど、大きめの塊を頬張ると、風味の中に家畜とは異なる野趣がうかがえました。

ちなみに、エゾジカは「エゾシカ」とも読みます。一説によると、地元の北海道では、濁らずに「エゾジカ」と読むことが多いとか。
本品のパッケージにある英語表記は「Hokkaido ezoshika curry」。このあたりは“ご当地カレー”らしいと言えそうですね。
