カレーと学校って、相性が良いのでしょうか。学校名を冠したり、学校関連を謳ったりしているカレー製品を、しばしば見かけます。
これまでに当サイトでは、京都大学の「総長カレー」や、福岡県立折尾高等学校の「おりこうカレー」などを食べてきました。
今回試食したのは、その名もズバリ「ラ・サール学園カレー」。鹿児島県が誇る進学校にちなんだレトルト製品です。
パッケージには、ラ・サール学園中学校の入学試験で出されたという、四字熟語の問題が2問。中学入試にしては難しそうです。
裏面には、学生寮の写真とともに、同校の紹介文が載っていました。
枕崎の鰹節使用 強い風味
1食200グラム。福岡市にあるTVQ九州放送の販売です。
温めてご飯にかけたカレーは、濃いブラウン。粘度は強めです。大きさ1~3センチのジャガイモとニンジンが各2個、1~2センチ角の肉塊が3個ほど。煮溶けているタマネギも確認できました。
洋食風のポークカレーです。マイルドな味わいで、スパイスの刺激は中辛よりやや弱めでしょう。地元の鹿児島県にちなんでか、枕崎産鰹節のダシを使っているそうで、後味に魚介系の強い風味が。特徴的ではありますが、人によっては“クセ”と感じるかも知れません。
具材はゴロンとしていて、ボリューム感がありました。それこそ、学生寮の食堂などで出てきそうな印象も。
考えてみれば、学校にちなんだカレー製品って、在校生のみならず、愛校心のあるOBやOGに売れるかも。それに、全国的に有名なラ・サール学園ともなれば、入学志望の生徒たちが“あやかり”で購入してくれそうですね。