題して「ハウス祭り」。
大手ハウス食品の固形ルー製品から、これまで扱っていなかった3品を選び、食べ比べてみました。
使用製品
こくまろカレー(中辛):ハウス食品
「あめ色玉ねぎのコクのルウ」と「生クリームのまろやかルウ」、2つのルウをブレンドして仕上げたカレールウなので、甘みや旨み、スパイス感といったおいしさが口の中に広がる、コク深いカレーを楽しめます。 (メーカーサイトより抜粋)
印度カレー(中辛):ハウス食品
数多くの厳選したスパイスをブレンドし、チキンの旨みなどを加えたスパイシーな香り高いカレーです。/添付の<香りのミックススパイス>が、豊かな香りをよりいっそう高めます。(メーカーサイトより抜粋)
ザ・カリー(中辛):ハウス食品
ハウス最高級のコクと香りが楽しめるカレーです。/赤ワイン・香味野菜などのうまみ、りんごの甘みを閉じ込め、ブイヨンのおいしさを醸しだした『ブイヨンペ-スト』がカレ-のコクと香りをいっそう引き立てます。(メーカーサイトより抜粋)
順位と試食感想
1位:こくまろ&ザ・カリー
「香ばしくてイケる」「マイルドで甘めな印象」「コッテリとしてコクがあった」「後味に苦味を感じた」
1位:印度&ザ・カリー
「落ち着いた味わい」「食感がクリーミー」「普通においしかった」「主張しすぎないところが好印象」
3位:3種混合
「刺激が強い感じ」「味わいにさわやかさが」「やや渋味があった」「あっさりとして深みが足りない」
4位:こくまろ&印度
「全体的にしょっぱい」「シャープな刺激がある」「単純においしくない」「旨味が強く感じられた」
講評「“最高級”の実力発揮か」
結果はご覧のとおり。
1位で並んだ組み合わせには、どちらも「ザ・カリー」が入っています。ハウス食品が“最高級”に位置付けている実力が発揮された模様。この製品は、別添の小袋「ブイヨンペースト」が秀逸で、これだけをご飯にかけてもおいしく食べられます。
ただし、同列1位とは言え、両者には大きな違いがありました。「こくまろ&ザ・カリー」は高評価と低評価が混在、食べ手によって好みが分かれてしまうようです。一方、「印度&ザ・カリー」は広範囲の評価を集めており、こちらは万人向けなのでしょう。