3大メーカーの“2番手”に位置する製品で検証してみました。
異なるメーカーでも、“オトナ向け”や“本格派”などの共通した要素が見られるところが興味深いですね。
使用製品
ジャワカレー(中辛):ハウス食品
ローストオニオン、ガーリックの深いコク/高温で焙煎したカレーパウダーの豊かな香り/口にひろがる香辛料の爽快な香りと辛さ、ローストオニオンの深いコクが特徴の、スパイシーで深みのあるカレーが味わえます。(メーカーサイトより抜粋)
フォン・ド・ボー ディナーカレー(中辛):エスビー食品
フォン・ド・ボーを使用した、深いコクと味わいが自慢のS&B最高級欧風カレー。/フランス料理のソースベースである「フォン・ド・ボー」にこだわり、「深いコクと重厚感のある旨み」を表現したのがディナーカレーです。高級感あふれる味わいに仕上げた贅沢な逸品となっています。(メーカーサイトより抜粋)
カレーZEPPIN(中辛):江崎グリコ
まさに「絶品」。濃厚な大人の味わい。 デュクセルソースと40数種のスパイスで仕上げた、大人向けの本格的なカレーです。濃厚で風味豊かな上質な味わいを追求しました。/じっくり炒めたあめ色玉ねぎの、コク深く、豊かな味わいを楽しめます。(メーカーサイトより抜粋)
順位と試食感想
1位:3種混合
「味わいが複雑で深そう」「何となく高級感を覚える」「なかなかにイケるおいしさ」「味のバランスが取れている」
2位:ジャワ&ZEPPIN
「甘味や酸味が利いている感じ」「深いコクがある」「酸味が印象的だった」「無難においしいと思う」
3位:ジャワ&ディナー
「全体的にマイルドだと思う」「突出した特徴が無さそう」「平板な味わいに感じられた」「ボンヤリとした印象」
4位:ディナー&ZEPPIN
「味が薄いような気がする」「物足りなさを感じてしまった」「マイルドすぎると思う」「あっさりとしている」
講評「混ぜるほどに複雑さや深みが」
今回は3種すべてを混ぜたカレーが1位。多種多様なスパイスのブレンドを特徴として謳っている製品ばかりなので、混ぜるほどに複雑さや深みが増し、おいしさが向上したと考えられます。
また、それぞれの組み合わせから、「ジャワカレー」は親和性が比較的高い…つまり、混ぜ合わせに向いていると言えそうです。