メーカー特集の第３弾ということで、「グリコ祭り」を行ないました。
江崎グリコのカレー製品３種の組み合わせを検証。固形ルーの製品は２種類しかないため、チューブ式のペースト製品を加えてみました。
使用製品
プレミアム熟カレー（中辛）：江崎グリコ
20種類もの食材の旨みを重ね合わせて奥深い味わいを生み出すと共に、ブレンドしたスパイスをじっくり500時間熟成させて深みのある芳醇な味わいを生み出しました。／だからもう、かくし味はいりません。（メーカーサイトより抜粋）
カレー絶品（中辛）：江崎グリコ
まさに「絶品」。濃厚な大人の味わい。 デュクセルソースと４０数種スパイスで仕上げた、大人向けの本格的なカレーです。濃厚なコクと風味豊かな上質な味わいを追求しました。（メーカーサイトより抜粋）
カレーマジック：江崎グリコ
色々なカレー味の料理が作れて、少量からでも使えるチューブ入りのカレーペースト調味料です。炒めたまねぎ、にんにく、果実の旨みをきかせた、お子様にも食べやすいマイルドタイプです。（メーカーサイトより抜粋）
順位と試食感想
１位：３種混合
「最も旨味が強かった」「日本人好みの味わい」「渋味もあって複雑さを感じる」「濃い印象だった」
２位：熟＆絶品
「マイルドなおいしさ」「カレーに一体感が生じている」「万人向けの味だと思う」「コクがある」
３位：絶品＆マジック
「甘じょっぱい味わい」「ご飯に合っている」「何となくまろやか」「どこか和風っぽさがあった」
４位：熟＆マジック
「深みがあると思う」「スパイシーさは一番」「シビレる刺激がを覚えた」「塩気がキツくて苦手」
講評「“完成度”は混合嫌う？」
１～３位に入っているのは「カレー絶品」。これに対し、「プレミアム熟カレー」「カレーマジック」が下位に並びました。
「熟」と「マジック」に共通するのは“完成度”でしょう。両者とも、それだけでカレーとして完成・完結することを目指して作られている模様。その要素が、他製品との混合を嫌う結果につながったのかも知れません。
では、１位が「３種混合」だったのは何故か？ 反発しそうな「熟」と「マジック」を、「絶品」が巧みにまとめ上げたものと推察されます。「絶品」は混合向きの製品と言えそうですね。
