熊本県内試食の穴

県産3食材を活用【熊本 赤のスープカレー】

熊本 赤のスープカレー:パッケージ

 熊本県の食材のイメージカラーは“赤”ということになっています。
 赤牛やクルマエビ、トマト、スイカなどなど、赤色を想起させる農水産物が目立っているから。「熊本の赤」を謳った観光キャンペーンが展開されたこともあります。

 今回試食した「熊本 赤のスープカレー」は、そんな赤色の地元食材を活用している“ご当地カレー”。熊本市の繁華街をブラついていた時に見付けました。

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うどんやもんじゃに応用も

 レシピを作ったのは、熊本市の上乃裏通りにあるレストラン「トコシエバル」。パッケージ裏の説明によると、同店のポトフを応用しているとのこと。また、ブランド鶏「肥後のうまか赤鶏」、トマト、瑞鷹「東肥赤酒」という、熊本県産の3つの“赤”が使われているそうです。

 販売は熊本市の「TOKOsie JAPAN」。1食250グラムと、やや多め。

熊本 赤のスープカレー:実物&カレーうどん

 温めてご飯にかけたカレーは、オレンジがかったブラウン。サラサラとしたスープ状で、香草らしい緑色の細片が散っています。目立っていたのは、長さ9センチほどの、骨付きの手羽元肉1本。具材は他に、大きさ2~3センチのジャガイモ2個と、約2センチ角のニンジン1個を見付けました。

 味わい深いスープカレーです。具材の旨味に加え、たくさん溶け込んでいると見られる野菜の微粒子が、あっさりとした中にコクをもたらしています。遅れてジンワリと利いてくるスパイスは、中辛程度の刺激。
 赤鶏の手羽元肉は、骨離れの良い軟らかさながら、ジューシーさも充分。骨の周囲の皮や軟骨もおいしく、食べ応えがありました。

 パッケージにはQRコードが載っており、リンク先では、本製品を応用した「カレーうどん」や「カレーもんじゃ」などのレシピを見ることができます。こちらもおいしそうではありますが、本製品の価格が通常のレトルトカレーの倍近かったことを考えると、気軽には食べられませんね。

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