タイ風 ドリアンのココナッツカレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

タイ風 ドリアンのココナッツカレー

タイ風 ドリアンのココナッツカレー:パッケージ

後味に“気配”が…(磯田尚義)

 「果物の王様」などと称されるドリアン。
 私は一度だけ食べたことがあります。あの果肉の味わい、強いて例えるならば「汲取式トイレの中で食べる完熟バナナ」みたいな? …ひどい表現でスミマセン。

 今回試食したレトルト製品「タイ風 ドリアンのココナッツカレー」は、文字どおりのドリアン入り。大阪の「国立民族学博物館」で入手した「世界のごちそう博物館 珍食材シリーズ」のひとつです。

 このシリーズの製品は、パッケージを展開すると、裏面に料理の紹介などが書いてあります。
 ドリアンについては、「強い匂いがあるため、飛行機やホテルへの持ち込みは禁止されています」などと怖がらせている半面、「ココナツで緩和されて美味しく食べられます」との説明も。安心して良いのでしょうか?

 1食200グラム。製造者は、磯田尚義という個人です。

タイ風 ドリアンのココナッツカレー:実物&パッケージ裏面

 温めてご飯にかけたカレーは、淡い黄緑色。シャバシャバとしたスープ状です。具材は、鶏肉と見られる1~3センチほどの小塊と、細切りのタケノコが確認できました。
 気になる匂いは、予想に反してタイカレーっぽい、ココナツミルクの香り。あのドリアンの刺激臭はしません。

 匂いだけでなく、味わいもタイカレー的。ココナツミルクの甘味や風味が利いています。軽い口当たりながら、しっかりとしたコクもある。刺激は中辛よりもやや弱めと思われます。
 後味に、奇妙な渋味を覚えました。注意していなければ分からない程度ですが、このあたりにドリアンの不穏な“気配”が。

 お茶漬けみたいにサラリと食べられるカレーでした。
 ドリアンの“猛攻”を覚悟していただけに、正直、いささか拍子抜け。とは言え、途中でリタイヤしてしまうほどに強烈だったなら、それはそれで困っていたことでしょう。…難しいものですね。

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