
イベントから誕生(芦北伽哩街道)
熊本県南部の芦北町などで毎夏行われている「芦北伽哩街道」。参加飲食店が地元食材を活かしたオリジナルカレーを競う観光イベントで、回を追うごとに盛り上がりを見せています。
今回試食した「芦北伽哩」は、このイベントから生まれたレトルト製品。JAあしきたのサラダタマネギ「サラたまちゃん」が使われているそうです。
製造は芦北伽哩街道。1食200グラム。
袋状のパッケージは、展開すると芦北町周辺の観光マップになります。
温めてご飯にかけたカレーは、深みのあるブラウンです。トロみは強め。肉の細片や、くし切りのタマネギなどが見えます。カレーの表面が油脂でツヤツヤと光っているのが印象的。
旨味で食べさせる日本風のビーフカレーです。刺激は中辛より弱い程度でしょうか。甘味や酸味のバランスが良く、万人向けのマイルドな味わいに仕上がっています。
シンプルな作りのカレーなので、トンカツやコロッケ、茹で野菜などと合いそう。芦北町のJA物産館「でこぽん」などに置いてありますから、一緒に売られている惣菜や農産物をトッピングする楽しみ方ができますね。