
富士山と桜がデザインされた、ビビッドなパッケージ。表には「自衛隊限定」、裏には「国を守る自衛隊員の尊い使命感を称え、その姿を気高い富士の山、国の象徴桜の花に託して表現したものです」などと書いてあります。
今回試食した「防人の誉カレー」は、自衛隊内でのみ販売されているというレトルトカレー。それだけに、自衛隊への賛美に彩られていますね。
製造は、岐阜県にある飛騨ハム。1食200グラム。
カレーで称える使命感…?
温めてご飯にかけたカレーは、暗めの黄土色で、ネットリとした強い粘度。具材は、1~1.5センチ角ほどの肉塊が3個確認されました。
コクたっぷりのビーフカレーで、小麦粉による重めのトロみが特徴的。フルーティーな甘さがあり、牛脂の風味と合っています。中辛とのことですが、私は中辛よりやや強い刺激を感じました。
野菜などは煮溶けている模様。肉自体のボリューム感はイマイチですが、なかなかにパンチの利いた味わい。ご飯が進みました。
カレーによって何かを称えたりできるものなのかどうか、私は分かりません。とは言え、おいしいカレーで称えられたら、個人的には嬉しく感じるでしょうね。