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ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

手羽元カレー

大きな骨付き肉が(福栄組合)

手羽元カレー:パッケージ
 レトルトカレーの中には、骨付き肉がそのまま入っている製品があります。
 今回試食した「手羽元カレー」も、その一種。福岡県の地鶏「はかた地どり」を使った“ご当地カレー”です。
 写真では分かりませんが、この製品は化粧箱の厚さが3.5センチ、通常の2倍近くあります。箱が分厚いのです。骨付きの手羽元肉入っているそうなので、その肉が大きいのでしょう。期待が高まりますね。


 販売は久留米市にある農事組合法人・福栄組合。1食210グラム。

 化粧箱に入っていたレトルトパックは、一部分が大きくふくらんでいます。これでは、化粧箱を大きくしないと、パックが収まりそうにありません。
 温めてご飯にかけたカレーは、明るめのブラウン。ゆるい粘度があります。長さ10センチほどの手羽元肉が、ゴロンと一本。レトルトカレーにしては、ちょっと迫力があります。具材は他に、ニンジンとジャガイモのカケラが数個。

手羽元カレー:実物
 カレーは日本風の作りです。トマト由来と見られる強い旨味、そして塩っぱめの味付けが特徴的。スパイスの刺激は、表示の「中辛」よりは穏やかに感じます。
 “主役”の手羽元肉は、なかなかのボリューム感。骨にミッシリと巻き付いている肉は、それでも、スプーンを立てると簡単に外れます。軟らかくなってはいるけれど、地鶏らしい締まった肉質で、歯を押し返す弾力も。“出がらし”ではなく、ジューシーさを残しています。そんな肉以上に、骨周りの軟骨部分がまた、味わい豊かでおいしかった。

 何を前面に打ち出したいのかが明確で、それに成功している製品です。化粧箱が大きいと、包装や輸送にコストがかさむでしょうが、それでも中身を小さくしようとしないところが、パッケージにある「生産者の意地と本気!!」なのでしょう。