サラダ玉ねぎまるごと1個入りあしきた牛カレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

サラダ玉ねぎまるごと1個入りあしきた牛カレー

文字どおりの“1個”入り(味乃なじみ)

サラダ玉ねぎまるごと1個入りあしきた牛カレー:パッケージ
 熊本県南部にある芦北町では毎夏、「芦北伽哩街道」というイベントが開催されます。当地の飲食店がオリジナルのカレー料理を競うもので、2005年から続いています。
 このイベントの中心的な店舗のひとつが、芦北町佐敷にある「味乃なじみ」。定食などを出す町場の食堂ですが、これまでに独創的なカレーの数々を世に問うています。


 今回試食した「サラダ玉ねぎまるごと1個入りあしきた牛カレー」は、その「味乃なじみ」が作ったレトルト製品です。地元の名産物を盛り込んだ、この長い名称からして独創的ですね。

 販売は味乃なじみ。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、明かるめのブラウンで、ゆるいスープ状。オレンジ色の油脂が浮いています。大きさ8センチほどのタマネギが、丸ごと1個入っており、目を引きます。他に、牛肉らしい1~2センチのカケラが、7個ほど確認できました。

サラダ玉ねぎまるごと1個入りあしきた牛カレー:実物
 優しい味わいのビーフカレーです。タマネギ由来とみられる穏やかな甘味が、ビーフの旨味を引き立てています。やや遅れて、スパイスのヒリリとした刺激が口中に拡がります。中辛よりは強めでしょうか。
 このカレーの“主役”はタマネギ。かろうじて丸い形状は保たれているものの、煮込まれていてクタクタに。舌の上でトロけつつ、甘い滋味を残します。

 脇に回りがちなタマネギを、あえて丸ごと1個入れ、主役に据えることに成功。タマネギだからこそ可能だったとも言えるでしょう。名産物の効果的な使い方に感心しました。