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ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

水戸納豆カレー

ドジっ子メイドがアピール(だるま食品)

水戸納豆カレー:パッケージ
 カレーのトッピングとして、もはや納豆は一定の認知を得ていると言えそうです。好き嫌いは大きく分かれるでしょうが。
 では、具材としてはどうか? 添えたり載せたりするのではなく、混ぜ入れたり煮込んだりする対象としての納豆。…こちらは、認知を得ているとは言いがたいかも。私も食べたことがありませんし。

 今回試食した「水戸納豆カレー」は、納豆入りのレトルトカレー。納豆の“本場”として知られる、茨城県水戸市の“ご当地カレー”です。


 それにしても、買い手を選ぶようなパッケージデザイン。パッケージ裏面の説明によると、“ドジっ子メイド「なとか」が、ご主人様のために考案した健康的なカレー”というコンセプトに基いている模様。
 カレー自体に興味があっても、個人的には購入に二の足を踏んでしまうかも。いただき物として入手できたので幸運でした。

 販売は水戸市のだるま食品。1食200グラム。

水戸納豆カレー:実物
 温めてご飯にかけたカレーは、濃い茶褐色で、粘度はモッタリと強め。大きさ1.5センチほどの大豆がチラホラと見え、むしろ「ダールカレー」「大豆カレー」という感じです。具材は他に、1.5~2センチほどのジャガイモが3個。スパイスと入り混じった納豆の臭気はなかなかに強く、私は平気でしたが、苦手な人は食欲を喪失してしまいそうな気がします。

 日本風のカレーで、素材のダシの旨味に、発酵食品の旨味が混合。ご飯が進むおいしさです。遅れてジンワリと感じられるホットな刺激は、表示どおりの「中辛」。小麦粉由来の重い口当たりですが、そこに納豆のユルい粘りが加わり、ヌルヌルネトネトの独特な食感が生まれています。
 大豆はホッコリとして、かすかに甘い滋味が。粘りがカレーに煮溶けているので、“納豆らしさ”は薄い。それでも、大きな粒が舌先で簡単に潰れてしまうのは、発酵による効果でしょうか。大豆をそのまま煮込んだ場合より、軟らかいように思えました。

 この製品は元来、かつて水戸市で開催されたコミックマーケットの記念商品だったと聞きました。「納豆カレー」と「ドジっ子メイド」、どちらも“好き嫌いが大きく分かれる”という点では共通しているのかも知れませんね。