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ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

ふくカレー(2)

バージョンアップ?(日高食品)

ふくカレー(2):パッケージ
 同じメーカーが出している同じ名称の製品。それでも、中身に変化があれば「マイナーチェンジ」、品質が良くなっていれば「バージョンアップ」…などと言います。

 今回試食した「ふくカレー」は、13年以上も前にレビューを掲載したカレーと、メーカーも名称も同じ製品です。パッケージのデザインなどは大きく変わっていますが、中身はどうでしょう? マイナーチェンジか、バージョンアップか、それとも…? 


 山口県下関市の日高食品の販売。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、落ち着いたブラウン。粘度は強めです。入っている具材はよく分からないものの、固形分が多いようで、何やらムクムク、モリモリとして見えます。
ふくカレー(2):実物
 旨味で食べさせる日本風のカレー。口当たりが滑らかな半面、小麦粉らしい重さも感じられます。スパイスの刺激は表示どおりの中辛でしょう。魚介系のおだやかな味わい。良く言えば繊細で上品、悪く言えばパンチに欠けて物足りない感じです。
 フグの身は、1.5~2.5センチの小塊を3個確認。それより小さなカケラもチラホラ入っています。微細な繊維質が密集しているものの、咀嚼しても味はほとんどありません。旨味はカレーに移ってしまっている模様。具材は他に、タマネギが煮溶けているようでした。
 フグの味わいを活かすため、あえて余計なものを足さずに仕立てた…そんな意思がうかがえます。「フグの続きは下関でどうぞ」ということならば、土産物としては“アリ”ですね。

 以前に食べた「ふくカレー」との違いは、マッシュルームです。本品には入っていませんでした。
 具材は少なくなったけれど、不要なものを切り捨てたという見方もできます。そういう意味では、バージョンアップしているのかも知れません。