ソロモン:ドライ・カリー | カレーの穴 curry-no-ana.com

ソロモン:ドライ・カリー

ご飯をおいしく(熊本県熊本市)

ソロモン:ドライ・カリー
 地元に根強いファンを持つカレー店、そのひとつが「ソロモン」です。

 かつて熊本市の繁華街・並木坂に「ソロモン厨房」として店を構えていたころには、何度か訪れたことがあります
移転してからは立ち寄る機会に恵まれなかったのですが、今回、ようやく訪れることができました。


 熊本市中央区の迎町。産業道路と国道3号線が交わる、迎町交差点の西側にあります。1階は米穀店、2階が店舗です。
 店内は靴を脱いで上がります。北側の窓に面したカウンターに8席、5つある座卓には座布団で計20人ほど座れそう。瓶詰めスパイスや抽象画などがランダムに飾られ、壁のテレビからはバラエティ番組が映っていたりして、エスニックともジャパネスクともつかないユルい雰囲気が漂っています。
ソロモン:店舗&ソロモン・カリー
 メニューブックには、ソロモン・カリーやカシミール・カリーなど、移転前からの定番が健在。他に、ナンやタンドリーチキンなどを組み合わせたセットメニューも。
 この日は、ちょっと迷ってドライ・カリーを選びました。加えて、ソロモン・カリーをご飯抜きで注文。ドライ・カリーにソロモン・カリーをかけて食べると、おいしそうな気がしたのです。

 ドライ・カリーが到着。細かな具材が、ご飯と炒め合わされています。ソボロ状のものではなく、炊き込みでもない、これは“カレー炒飯”ですね。皿の端に、白ご飯がふた口分ほど添えてありました。ワカメスープ付き。
 続いてソロモン・カリー。スープ状の黄土色で、その上に黄色い油脂が浮いています。具材は沈んでいる模様。ミニサラダ付き。

 高温でパラリと炒めてあるドライ・カリー。刻んだ焼豚やピーマン、ニンジンなどが入っています。緑色の野菜はナタマメとのこと。味わいは全体的にあっさりとしているものの、カルダモンなのかシナモンなのか、鼻腔へ抜ける甘い香ばしさが印象的です。スパイスの刺激が徐々に効いて、食べ進むうちに唇がヒリヒリとしてきました。
 ソロモン・カリーは、こちらもあっさり味のスープカレー。肉や野菜から出ていると思われる、優しくて深い滋味があります。刺激は時間差でジンワリと利いてくる程度。5~6センチほどのジューシーな鶏身が2個、それとパプリカとニンジン、ナタマメが1切れずつ入っていました。
 当初の計画どおり、ドライ・カリーにソロモン・カリーをかけてみました。“風味豊かなカレー茶漬け”みたいな感じ。なかなかにイケました。
 けれど、やはり合うのは白ご飯。ソロモン・カリーのおいしさが、よりクリアに味わえます。

 元来は米穀店であるソロモン。それだけに、わざわざ添えてあった白ご飯に、扱っている米への自信がうかがえました。