戦国カレー 毛利元就の陣 | カレーの穴 curry-no-ana.com

戦国カレー 毛利元就の陣

素材も「三本の矢」(赤川本家)

戦国カレー 毛利元就の陣
 戦国武将の毛利元就と言えば、子供たちに協力することの大切さを説いた「三本の矢」のエピソードが有名。ですが、エピソードが有名すぎるせいか、武将としての人物像はあまり知られていないようです。
 小さな領主から勢力を拡げ、中国地方全域を支配するに至った英傑。策略や駆け引きがうまく、「知将」「謀将」などと呼ばれたそうです。

 今回試食した「戦国カレー 毛利元就の陣」は、その元就にちなんだレトルト製品。広島県の“ご当地カレー”です。


 パッケージの説明によると、「三本の矢」に合わせ、「広島産の梨」「ブレンドスパイス」「沢山の野菜」という3つの素材が使われているそうです。後者2つには、やや無理があるようですが。

 1食180グラム。安芸高田市にある赤川本家の販売です。

 温めてご飯にかけたカレーは、落ち着いたブラウン。強めの粘度です。1~2センチ角の肉が4個と、ニンジンらしい細片がいくつか見えます。

 日本風のビーフカレーで、万人向けのマイルドな味わい。小麦粉のものらしい重めのトロみがあるものの、口当たりは滑らかです。スパイスの刺激も穏やかで、甘口に近いでしょう。
 ナシが入っているはずなのに、固体は確認できませんでした。完全に煮溶けている模様。その効果か、カレー自体に上品な甘さがあって印象的でした。

 具材としてそのままナシを使うと、ゲテモノっぽい出来になったかも知れません。あえてナシを前面に出さず、カレーの引き立て役に回す…そのあたりに、知将だった元就に通じるものがあるような気がします。