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白美人の和風カレー

軟らかいのにシャクシャク(JA全農とちぎ)

白美人の和風カレー
 日本最古とされるカレーのレシピが、明治5年(1874年)に出版された料理本『西洋料理指南』に載っています。材料として、肉は鶏やカエル、野菜は長ネギが挙げられているそうです。
 日本の農家でタマネギ栽培が始まったのは、明治13年とのこと。それ以前は、カレーには長ネギを使うことが一般的だったのかも知れません。

 今回試食した「白美人の和風カレー」は、長ネギを“主役”に据えたレトルト製品。栃木県で生産される軟白長ねぎのブランド「那須の白美人ねぎ」をはじめ、地元産の肉や野菜を使った“ご当地カレー”です。


 JA全農とちぎのオリジナル商品で、製造は宮島醤油。1食180グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、赤みがかったブラウンです。粘度はゆるめ。筒切りにされた3~4センチほどの長ネギが目立っており、数えると9個ありました。他に、2~3センチほどの肉塊が3個、粗みじんのニンジンなど。

 マイルドなポークカレーで、刺激は中辛。ネギ特有の風味が感じられますが、食べるうちに気にならなくなりました。和風のダシが使われており、その旨味がネギに合うようです。
 “主役”のネギは、煮込まれてトロリと軟らかいものの、噛めば繊維質のシャクシャクとした歯応えが。咀嚼していると、かすかに甘味が出てきます。

 好みは別れるでしょうが、長ネギ入りのカレー、個人的には“あり”です。醤油や味噌など和風系の味がカレーに混ざる場合、特に適していると思います。ご飯ではなく、うどんにかけるべきだったかも…?