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昔ながらの 東京・洋食カレー

グレイビーボートを使いたい(三越伊勢丹フードサービス)

昔ながらの 東京・洋食カレー
 当サイトでは一応、カレーの「洋食(欧風)」と「日本風」を区別しています。前者は“シチュー的”な作りで、後者は“肉ジャガ的”な作りです。銀色の洋食器「グレイビーボート」(ソースポット)が似合うのが前者、似合わないのが後者とも言えるでしょう。

 今回試食した「昔ながらの 東京・洋食カレー」は、まさにグレイビーボートを使いたいレトルト製品。パッケージ裏面に「昭和40年頃、新宿二幸(現新宿アルタ)で、当時大好評だった洋食カレーを再現いたしました」と書いてあります。


 製造は三越伊勢丹フードサービス。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、明るめのブラウン。ドロリと強い粘度です。確認された具材は、1~2センチ程度の肉が6~7個ほど。

 旨味の強いビーフカレーです。裏ごしされたジャガイモとニンジンが入っているそうで、そこに小麦粉が加わり、ズッシリとした重さに。けれど、滑らかな口当たりに仕上げてあるので、全体的には上品な印象。刺激は中辛で、キリッとしたシャープさが感じられます。
 牛肉は硬めですが、噛むと濃い味わいも。カレーのコクも手伝って、食べ応えがありました。

 カレーの世界では近年、調理に手間のかかる洋食(欧風)は少数派になっている模様。グレイビーボートで提供される場面も珍しくなっているようで、ちょっとさびしいですね。