熊本のと馬とカレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

熊本のと馬とカレー

洗練された味わい(漱石)

熊本のと馬とカレー
 ここ熊本県の八代市周辺は、近年ではトマトの産地として知られるようになってきました。塩分濃度の高い干拓地で育つ「塩トマト」や、地元JAが減農薬栽培でブランド化を進める「はちべえ」など、さまざまなトマトが登場。それに伴い、トマトを使った加工食品も数多く生まれています。

 今回試食した「熊本のと馬(ま)とカレー」は、八代産のトマトを使ったレトルト製品。
 馬肉も使われているそうで、これは熊本県の名物です。八代地域のみならず熊本県の“ご当地カレー”としての認知を狙ってのことでしょう。


 販売しているのは、八代市の飲食店「漱石」。店舗のメニューを製品化したものです。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、濃いめのブラウン。ポタージュ程度のトロみがあり、所どころにオレンジ色の油脂が浮いています。具材は、大きさ2センチ前後の肉が2、3切れ。

 まろやかな口当たりの欧風カレーです。強い旨味や、上品な甘味が印象的。刺激は中辛くらいで、カルダモンらしい香りが鼻腔に残ります。
 使われているのはスジ肉とのこと。ゼラチン質が煮溶けているせいか、食べ応えのある“量”が足りない気はするものの、その分、カレー自体にしっかりとしたコクがありました。

 全体のまとまりが良く、完成度の高さが感じられます。半面、トマトや馬肉の個性が埋没しているようにも。土産物としての素朴さを打ち出すのか、レトルト製品としての洗練を追求するのか…塩梅が難しいところですね。

ブログランキング

にほんブログ村 グルメブログへ
↑ 励みになりますので、よろしければクリックお願いします♪