シシ肉の魅力(あがつま農協)

いのししカレー
 世間には無数のポークカレーが出回っていますが、イノシシの肉を使ったカレーは珍しい部類に入るでしょう。ブタとイノシシは“親戚”ではあるものの、家畜と野生獣では産出量が大きく違うのです。

 とは言え、シシ肉のカレーを見かける機会は、ここ数年ほどで増えてきました。獣害を逆手に取った製品化の取り組みが、各地の山間部で活発になっているためと思われます。

 今回試食した「いのししカレー」は、群馬県吾妻郡の“ご当地カレー”。中山間地域の農地で駆除したイノシシの肉を、地元JAがレトルト製品にしたものです。

 製造はあがつま農協。1食200グラム。

 パッケージに表示されている湯せん時間は10分。畜肉に比べてシシ肉は脂の融点が低いそうですが、このカレーはしっかりと温めなければならないようです。
 表示どおりに温めてご飯にかけたカレーは、濃いめのブラウン。ゆるいトロみがあります。具材は肉のみで、コロコロとした1〜3センチ程度の塊が7個ほど確認できました。

 シチューっぽい作りの欧風カレーです。刺激は中辛よりやや弱く、マイルドな味わい。イノシシのものと思われる、滋味のある甘さが印象的でした。
 シシ肉は、硬めの繊維質がホロリと崩れる赤身と、舌の上でトロけていく脂身が、コントラストがあって面白かったです。

 硬い赤身の野趣、軟らかな脂身の上品さ…両者を併せ持つ、シシ肉の魅力に触れられるカレー。「あがしし君」というキャラクターまで考案してアピールするだけのことはありますね。
 
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