牛すじキムチカレー | カレーの穴 curry-no-ana.com

牛すじキムチカレー

ひそか(?)に混入(楽土)

牛すじキムチカレー
 10年ほど前、韓国・ソウルのカレー専門店を訪れたことがあります。出てきたのは、まるで日本の学校給食を思わせる、黄色い甘口カレー。味噌汁とタクアンが付いていました。
 韓国料理と聞いて「キムチ」や「トウガラシ」などを連想する私にとっては、やや奇妙な体験でした。韓国で食べられているカレーと、私たち日本人がイメージする“韓国風”のカレーには、少なからぬズレがあるようです。

 今回試食した「牛すじキムチカレー」は、“韓国風”の典型と言えるでしょう。栃木県にある「キムチ家 舳心(ちくしん)」のキムチ、つまり日本製のキムチが入っているのです。


 販売は楽土。1食200グラム。

 温めてご飯にかけたカレーは、少々赤みがかった褐色。ドロリと強めの粘度です。肉や野菜の細片がチラホラみえますが、キムチらしい具材は確認できません。

 まろやかな味わいのビーフカレーで、遅れて中辛程度の刺激が効いてきます。キムチ由来のものと思われる、独特の酸味や辛味が。細かく刻んだキムチが混ぜ込まれているようです。酸味を“クセ”と感じる人がいるかも知れませんが、私はおいしく食べられました。
 パッケージに「国産牛がころり…」と書いてありますが、実際は硬い赤身が「ちょろり」程度。とは言え、スジ肉のゼラチン質が煮溶けており、カレーにコクをもたらしていました。

 この“韓国風”のカレーは、韓国の人々にはどう感じられるでしょう? 寿司におけるカリフォルニアロールのように、意外と受け入れられそうな気もするのですが…。