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ここは“カレー者”たちの秘密養成所。7つの穴でカレーを極めろ!

足柄 まさカリー

ご利益が?(金太郎プロジェクト推進委員会)

足柄 まさカリー
 昔話の金太郎。絵本や童謡などで親しんでいるつもりでも、意外と知らないことが多いようです。金太郎が熊と相撲を取ったという足柄山、神奈川と静岡の県境あたりにあることを、私は知りませんでした。

 今回試食した「足柄 まさカリー」は、神奈川県南足柄市の“ご当地カレー”です。地元の有名人(?)である金太郎にちなんで作られています。箱根にある老舗「富士屋ホテル」の総料理長が監修しているそうですが、実際にはB級グルメとして売りだされ、パンやうどんなどにも展開している模様。


 1食200グラム。金太郎プロジェクト推進委員会というNPO法人の販売です。

 温めてご飯にかけたカレーは、オレンジがかった明るめのブラウン。ポタージュほどのトロみがあります。具材は、1~2センチほどの角切り野菜が3個、地元産の足柄牛という肉の切れ端、そしてニンジンやタマネギの細片が見られます。

 ダシの旨味で食べさせる、欧風のビーフカレーです。粘度は小麦粉でつけられています。やや酸味の利いた味わいで、中辛程度のピリリとした刺激が。
 目立っていた角切り野菜は、ジャガイモっぽく見えたものの、実はゴボウ。金太郎の息子・金平(きんぴら)にちなんで入れているとのこと。軟らかく煮込まれており、噛むと繊維質がホロリと崩れる、ユニークな食感でした。

 黄色い化粧箱には足跡の模様が。しばし考えて、“足の柄”という地名のダジャレであることに気付きました。金太郎が担いでいたマサカリから取った商品名にしても、「これを食べると、/まさかのご利益/まさか利があるかも…」という宣伝文にしても、販売元のNPO法人にはダジャレやこじつけが好きな人がいるみたいですね。